このページでは、アジアアロワナの選び方について説明します。
まずアジアアロワナの選び方で大前提は健康でちゃんと種類が正確な事です。
健康かどうかは餌のより好みしてないか等も含まれます。
あとはフラフラ泳いだり鱗が欠けていたり、顎がずれていたり鰭が欠けていたり、体型がおかしく無いか等をチェックしましょう。
ここまでは個体を見ればわかりますが、餌を食べるかどうかはショップの店員に聞いて、ホントに食べるかまで確認した方が賢明でしょう。
餌をミルワームやコオロギしか食べない個体は後々飼育が困難になるので避けましょう。
何を食べているかを確認していないショップなどは拒食の危険性を分かっていないので論外です。
種類が正確かどうかはショップの信頼性に頼るしかないでしょうが、最近はスーパーレッドまがいのバンジャールや過背金龍まがいの紅尾金龍などはほとんど皆無なのでそこまで心配する事はありませんが、全てのスーパーレッドや過背金が純血かどうかではまだ確実ではありません。
そこは後々の種類別の個体でも記述しますが、幼魚の段階での素質で見抜くしかありません。
アロワナ選びにおいてショップ選びはとても重要な事です。
それではタイプ別の個体の選び方について説明しましょう。
スーパーレッド(紅龍)の選び方
スーパーレッドの良さとは『紅くなる』と言う事です。
よって紅ければ紅い程、その個体の価値は上がるというものです。
殆どのアロワナは15cm未満で輸入されてきます、よって殆どの個体での差は少ないのが現状です。
スーパーレッドは産まれてからすぐ紅い訳ではありません。
2年3年と年月が経つにつれ紅い発色を出して行きます。
では輸入されてくる個体は皆同じで選び用が無いのか・・・という訳ではないのです。
先程も言ったとおり紅い発色は年月に応じて出てくるものなので15cm未満ではまだ『紅』まではいかないものです。
しかし、全てのスーパーレッドが同じ価格ではないのには訳があり、その価格差はその個体の『素質』の違いなのです。
紅の発色は個体によっては早いものもいます。
赤い発色は鰓蓋や鰭、唇などに早くから現れます。
そこに素質の違いがあらわれるのです。
全く将来紅くならない個体が幼魚の段階で赤い発色をする事はまずありません、よって素質は早く出れば出る程将来に期待が持てるのです。
スタートラインが違う個体であれば、大化けを期待する『賭け』のような飼育よりもずっと安心だと思いますよ。
では個体を選ぶポイントですが
1、胸ヒレが黄色っぽいよりも赤みを帯びた個体
2、ヒゲが黒い個体
3、唇が赤い個体
4、全身の体色が黒く、赤みを帯びた個体
5、後方三鰭(背ヒレ、尾ヒレ、しりビレ)が付け根まで赤い個体
これらがよい個体の条件です。
これらの他にも好みの体型などで、最近人気があるスプーンヘッドのように『唇が上向き』な個体やヒレが大きい個体などの特徴は色とは違い小さい幼魚の段階でわかります。
よって赤くなる素質の他では体型なども価格の差になるわけです。
当店でも純血のスーパーレッドのみを厳選して輸入しておりますので、どの個体も紅くなると自信をもってお勧め出来ますが、その中でも素質の差や体型の違いなどで価格が違うのです。
最近ではスーパーレッドに付けられる商業名は60を越えるそうです。
おそらく皆さんの中には『***レッド』はスーパーレッドとは違くてもっと紅くなる種類だ、と思われてる方もおられるかもしれませんが、それは大きな間違いです。
スーパーレッドは個体差が激しいため何種類かいるようにお思いになるかもしれませんが、スーパーレッドは一種類しかおりません。
よって『***レッド』はみんなこうなる、なんて事は言える訳ではないのです。
ただし商業名をつけるファームやショップが悪いとは思いません、なぜなら彼等は『ここがこうなって、あそこがこうなるスーパーレッド』を探して持って来てるわけです、それをブランド化するのは犯罪ではありません。
しかし当店ではXIANLENG社より『紅くなる事を前提』として体型など様々なタイプを仕入れていますし、お客さまを混乱させないように商業名はあえて使用しておりません。
よって『AROWANIA』などを御覧になっていただければお分かりになりますでしょうが、当店のスーパーレッド達はタイプは様々とはいえ、どれも紅く素晴らしい個体に仕上がっています。
あとスーパーレッドを選ぶ上で気を付けたいのが『ショップの照明』です。
スーパーレッドは一番蛍光灯の色で見栄えが変わるアロワナでしょう(スーパーレッドをより紅く見える蛍光灯も発売されている程)。
よってショップでの使用蛍光灯も様々で、やたら店内が赤く見えたり、水槽内のヒーターが真っ赤だったりするショップも中には存在するそうです。
当店で使用している『フィッシュルックス』等がおよそ一般的に使用される蛍光灯ですので、その辺はショップに質問してみてもいいかもしれません。
後は店内の色やヒーターの色を見て、御自身で確認された方がいいでしょう。
価格や名前など様々なもので混乱してしまうかもしれませんが、自分の目で判断して予算にあった一番よい個体を探し出して選べばきっと後悔する事はなくなるでしょう。
マレーシアゴールデン(過背金龍)の選び方
ゴールデンタイプの場合、背中まで金が捲く事で価値が変わります。
側線(側面にある点々)のある鱗を第3鱗列と呼びます。
そこから上に上がるにつれて第4、第5と呼びます。
過背金と紅金の違いは金が第5鱗列まで上がることです。
よって純血の個体とは紅金の血が混じって無いので第5鱗列を越えて第6鱗列や背中のてっぺんまで金が捲くのです。
がしかしいくら純血とはいえ背中のてっぺんまで金が捲く個体はそうそういません。
よって背中まで金が捲き、金が背中で繋がるような個体はとても価値があるのです。
そういった事により、過背金は金の捲きが早ければ早い程価値が変わってくるわけです。
では過背金の選ぶポイントは
1、背ビレの付け根の鱗が光沢を帯びている個体
2、全身に金属の光沢がある個体
3、側面の鱗の内側まで均等に光っている個体
4、鱗の光沢が強い個体
の以上でしょう。
後はスーパーレッドのように体型にこだわるのもいいでしょう。
過背金の本格的に金色(黄金)が鱗に乗ってくるのは30cm程からなので、光る範囲が幼魚の選ぶ最も重要なポイントなのです。
ブルータイプの場合、金の捲きが遅いのは仕方ないので、あとは鱗がどんな色に見えるかが重要なので、青かったり藍色だったり紫だったりタイプは様々なので好きなタイプを選べばよいでしょう。
がここで忘れてはいけないのは、やがて鱗には遅かれ早かれ金が乗ってくるので青は見えなくなってしまう。
そうなると金の捲きは欠かせないポイントになるので、ブルータイプでも鱗の光沢などのポイントは見逃してはなりません。
インドネシアゴールデン(紅尾金龍)の選び方
紅金の個体差はそんなに広くないとはいえ覚えておくポイントとしては
1、第3鱗列までの鱗が光沢を帯びている個体
2、後方3鰭がより赤い個体
3、目が赤い個体
の以上でしょう。
最近少なくなりましたが、過背金とのハイブリッドで『高背金龍』といったものが出回りました、がしかしわざわざ紅金より金が捲いて過背金より金が捲かないアロワナに紅金より高いお金を出すならもうちょっと頑張って過背金を買う方がお勧めですし、金が捲かない紅金とはいっても逆に背中の黒と金とのコントラストが美しいのが魅力なので中途半端に金が捲くぐらいならば紅金を美しく育てた方がずっと綺麗でしょうしカッコイイでしょう。
グリーンアロワナとバンジャールの選び方
基本的に個体差は大きくなっても殆どありません。
なのであとは体型や健康状態が選ぶポイントになるでしょう。
とまあアロワナの選び方をタイプ別に紹介してきましたが、個体差の激しいスーパーレッドとマレーシアゴールデンは
個体によってかなりの価格差があるでしょう。
確かにアロワナは価格が高いほどいい個体であると言えるかも知れませんが、価格だけで選ぶ魚ではありませんのでそこは忘れてはいけません。
自分が求めるタイプかどうか?
その中で自分の予算にあった一番いいアロワナを探す事が20年以上付き合うアロワナという魚の正しい選び方でしょう。
その為にも当店スタッフも一生懸命お客さまのお手伝いをさせて頂く所存であります。
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