このページでは、フラワーホーンがどういった魚かを
紹介していきます。

まず、フラワーホーンは近年誕生したばかりの魚なんです。
よってまだ魚類の図鑑にも記載してありません。
フラワーホーンは自然の河川には生息していない人工的な交配によって誕生したのです。 フラワーホーンは中南米のシクリッドである、フラミンゴ・シクリッド(Amphilophus-citrinellus)とトリマクラートゥス(Amphilophus-trimaculatus)の交配によって偶然誕生しました。
その誕生した仔魚達は、フラミンゴ・シクリッドの特徴である額のコブと、トリマクラートゥスの特徴である無数の黒いスポットをもち、とても『観賞魚として理想のシクリッド』だったのです。
それからその後もシンスピルスやテキサス・シクリッドなどとの交配が進み、今では様々なバリエーションのフラワーホーンが存在しています。
そして、現在はマレーシア、シンガポール、タイなどで不動の人気を維持し、今ではアジアアロワナと肩を並べるアジアのスターフィッシュとなりました。

アジア各国に居住する華僑の民達は、フラワーホーンを『幸運を呼ぶ魚』と言っています。
これは胸鰭から全体に広がる赤が『幸運の色』を意味し、体側に並ぶ黒い斑点が『金運』を意味し、体全体に散らばる青い点々が『愛情運』を意味する事から『風水に基づく全ての幸運』が合わさった魚であるという事からなのです。
台湾の企業などは会社の会議室にアジアアロワナの泳ぐ水槽を設置する所が多いのは、昔から華僑を中心とするアジアの人は『魚は縁起のいいもの』とする風習があるのと、アジアアロワナの赤い色が人を呼び集める『幸運を呼ぶ色』であるからなのです。
そういったアジアの風習がフラワーホーンの人気の原動力の一部にもなっているのです。

フラワーホーンの日本における歴史はまだまだ浅いのは事実です。
始めて輸入されたのが2001年の6月、まだ一般的な認識度は低いのも事実です。
がしかし、いまや日本でもアジアアロワナに継ぐ人気者にまでのぼりつめているのも事実です。

そのフラワーホーンの人気の訳を、フラワーホーンの魅力として紹介しましょう。


1、飼いやすい魚

他の『フラワーホーンの飼い方』で飼育の仕方等は紹介しますが、フラワーホーンの魅力の一つはその『飼いやすさ』にあります。
もともと自然界には生息してないことから、かれらの産まれた水は先祖代々『人間の世界の水』なのです。 よってphも一般的な7が理想的なので、水道水で十分なわけです。
病気などにも強く、拒食などはなく何でもバクバク食べますし、水質の悪化にも強いのです。
今までにこんな完全無欠な魚がいたでしょうか?
フラワーホーンが初心者でも十分飼える魚である事は間違いありません。
水槽のサイズにもいえます、 フラワーホーンは30cm程になる中型魚です、普通これ程のサイズの魚は奥行が45cm以上ある水槽が必要になるのは必然です。
が、しかしフラワーホーンはもともと狭さによるストレスを感じない魚なので、30cm級の魚じゃストレスで調子を崩してしまう一般サイズの水槽でも飼えるのです。
よって今まで中、大型魚を飼いたくても水槽が置けないという理由から諦めていた方でも飼えるわけなんです。

2、愛嬌のある魚

フラワーホーンの顔はどこか憎めない顔なんです。
最初は『なんてブサイクな魚なんだ』と思われる方も、中にはおられるかもしれませんが世話をしていくと同時にいつか『かわいい・・・』って思う時が来るでしょう。
それはフラワーホーンが『よく人になつく魚』だからです。
『オスカー』や『パロットファイヤー』などもよくなつきますが、それとも決定的に違う点があるんです。
一般的な魚も飼い込むごとになつく事は当たり前です。
しかしそれは餌やりによる『訓練されたなつき』なのです。
餌がもらえるから後を追う、これはどの動物にもある習性です。
しかしフラワーホーンが違うのは、『遊んでほしい』という習性なのです。
もちろん産まれてからすぐそういった素振りは見せませんが、飼って行くごとに『人と遊ぶ』という感覚が芽生えます。人の後を追って回る魚が他にいるでしょうか?
当店の看板魚のViViD君なんかはいつも通るお客さんの後を追いかけてあっちこっちに泳ぎまわってます。
また餌をあげるだけではなく遊んで、かまってあげる事はコブの発達にも影響があるといわれています。
ある意味フラワーホーンは魚としてよりも犬やネコのような感覚で飼っている方が多いのです。

3、個体差の激しい魚

観賞魚の中で人気のある魚『アジアアロワナ』『ディスカス』『ランチュウ』などはどれも個体によって値段が違ったりします。
それは同じ種でもネオンテトラ等の一般魚と違い『個体差』が激しいからです。
皆が同じ色でもなければ同じ形でも無い。
アジアアロワナの色の違いやランチュウの左右対象などそれぞれの基準によって『レベル』の差が出てくる事で『コレクション』する楽しみがあるのも人気の理由です。
フラワーホーンもその『個体差が激しい魚』です。
『同じ個体は世界に二つといない』
これにより、自分の飼っているフラワーホーンは世界で一匹しかいないフラワーホーンとなるのです。
また『個体のレベルによるコレクション性』も高いのです。
また個体差が激しい事により『コンテスト』が行われます。
大事に育て上げたフラワーホーンをコンテストにエントリーして品評される。
これは『ディスカス』や『グッピー』などと同じく個体差が激しく、また人気がある証拠なのです。
コブの大きさや模様の美しさ、赤の広さや濃さなど、フラワーホーンの採点基準は様々なカテゴリーに別れるため、販売されている個体の素質が値段に反映されるのです。


どうですか?フラワーホーンの魅力を読んでみて飼ってみようという気持ちが出て来た方もいるでしょう。
フラワーホーンは『飼いやすくて』『可愛くて』『育て甲斐がある』魚だという事が分かっていただけたでしょうか?

飼育の仕方や選び方などは別ページで説明させていただきますのでぜひ御覧ください。

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